
「つつしむ」という言葉を書くとき、「慎む」と「謹む」のどちらを使えばよいか迷ったことはありませんか。
「酒を慎む」「言葉を慎む」「謹んでお悔やみ申し上げます」など、同じ読みでも意味や使い方は異なります。
💡 結論
- 慎む: 言動や行動を控えたり、軽率な行動を避けたりすること
- 謹む: 相手への敬意を表して、うやうやしく振る舞うこと
| 言葉 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 慎む | 言動や行動を控える・軽率な行動を避ける | 飲酒・発言・行動・生活習慣など |
| 謹む | 敬意を表し、うやうやしく振る舞う | お悔やみ・お詫び・年賀・挨拶など |
この記事では、「慎む」と「謹む」の違いを、具体的な例文とともにわかりやすく解説します。
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「慎む」とは?意味と使い方
「慎む」とは、言動や行動を控えたり、軽率な行動を避けたりすることを意味します。
「慎」には「注意深くする」「軽々しくしない」という意味があります。そのため、自分の行動や発言を抑え、節度を保つ場面で使われます。

「慎む」の使い方例
- 健康診断の結果を受けて、酒を慎むようにした。
- 誤解を招かないよう、軽率な発言を慎む。
- 試験前なので、夜更かしを慎んでいる。
- 戦国武将は、勝利のあとも慢心を慎んだという。
- SNSでは感情的な投稿を慎むことが大切だ。
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「謹む」とは?意味と使い方
「謹む」とは、相手への敬意を表し、うやうやしく振る舞うことを意味します。
「謹」には「うやうやしい」「かしこまる」という意味があります。そのため、相手への敬意や礼儀を示す挨拶や定型表現で多く用いられます。

「謹む」の使い方例(多くは「謹んで〜」の形で使います)
- 謹んでお悔やみ申し上げます。
- 謹んでお詫び申し上げます。
- 謹んで新年のお喜びを申し上げます。
- 故人のご冥福を謹んでお祈りいたします。
- 受賞の知らせを、謹んでご報告申し上げます。
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「慎む」と「謹む」の使い分け

「慎む」と「謹む」は、自分の行動を控えるのか、相手への敬意を表すのかで使い分けます。
| 表現 | 正しい表記 | 理由 |
|---|---|---|
| 酒をつつしむ | 慎む | 飲酒を控えることを表すため |
| 言葉をつつしむ | 慎む | 発言を控えることを表すため |
| 行動をつつしむ | 慎む | 軽率な行動を避けることを表すため |
| つつしんでお悔やみ申し上げます | 謹んで | 敬意を表す定型表現のため |
| つつしんでお詫び申し上げます | 謹んで | 相手への敬意を込めるため |
| つつしんでご報告申し上げます | 謹んで | かしこまって伝える表現のため |
迷ったらこう覚える
- 慎む:「控える・気をつける」と覚える
- 謹む:「敬意を表す」と覚える
「酒を慎む」「言葉を慎む」のように、自分の行動や発言を控える場合は「慎む」です。一方、「謹んでお悔やみ申し上げます」「謹んでお詫び申し上げます」のように、相手への敬意や礼儀を示す場合は「謹む」を使います。
この違いを意識すると、「つつしむ」を漢字で書くときに迷いにくくなります。
◆この記事について
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