悪びれるの意味とは?「悪びれもせず」の本来の意味と誤用を解説

誤認されやすい語句
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「大勢の前でも、彼は悪びれる様子がなかった
「厳しい質問を受けても、彼女は悪びれもせず答えた」

このような表現を、ニュースや日常会話で耳にしたことはありませんか。

「悪びれる」は単独で使われることは少なく、多くは「悪びれもせず」「悪びれた様子で」「悪びれる様子もない」という形で用いられます。

特に「悪びれもせず」は、批判的な文脈で使われることが多いため、「反省していない」「開き直っている」という意味だと思われがちですが、本来はそうではありません。

✔結論

悪びれる: 気おくれして、恥ずかしそうにしたり、おどおどした様子を見せたりすること。

項目 内容
現代の意味 気おくれして、恥ずかしそうな態度やおどおどした様子を見せること
語源 「悪怯れる」と書き、古くは「わろびる」ともいった言葉
誤用 「反省していない」「開き直っている」という意味そのものだと誤解されやすい

この記事では、「悪びれる」の意味や語源、正しい使い方、誤用されやすいポイントまでわかりやすく解説します。

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「悪びれる」の意味

悪びれるとは、気おくれして、恥ずかしそうにしたり、おどおどした様子を見せたりすることを意味する言葉です。

大事なのは、「反省しているかどうか」ではなく、外に表れる態度や様子を表す点です。例えば、大勢の前で発表する場面で、緊張して目を伏せたり、声が小さくなったりする様子は「悪びれた様子」と表現できます。

反対に、気おくれした様子が見られない場合は、「悪びれる様子がない」「悪びれもせず」と表現できます。

「悪びれる」の使い方例

  • 初めての大舞台だったが、彼は悪びれる様子もなく堂々と演説した。
  • 厳しい質問を受けても、彼女は悪びれもせず自分の考えを述べた。
  • 新人とは思えないほど、彼は悪びれる様子もなく会議で意見を述べた。
  • 相手が有名な経営者でも、彼は少しも悪びれず交渉を進めた。
  • 慣れない場に立たされ、少年は少し悪びれた様子で自己紹介をした。

「悪びれる」の語源

「悪びれる」は、漢字で「悪怯れる」とも書きます。古くは「わろびる」「わろびれる」ともいい、気おくれして見苦しい様子になることを表しました。

「怯」には、おびえる・ひるむ・気おくれするという意味があります。そのため、「悪びれる」はもともと、堂々としていられず、おどおどしたり、恥ずかしそうにしたりする様子を表す言葉として使われてきました。

「悪びれもせず」は「反省していない」という意味ではない

「悪びれもせず」は、気おくれした様子や、おどおどした態度が見られないことを表します。「反省していない」「開き直っている」という意味ではありません。

「悪びれる」で最も誤解されやすいのは、否定形の「悪びれない」「悪びれもせず」です。これらの表現は、失敗や不祥事を起こした人について使われることが多いため、「反省していない」「開き直っている」という意味だと思われがちです。

しかし、本来表しているのは、気おくれした様子や、おどおどした態度が見られないことです。つまり、「反省していない」という心理そのものではなく、外から見た態度や様子を表す言葉なのです。

まとめ

「悪びれる」とは、気おくれして、恥ずかしそうにしたり、おどおどした様子を見せたりすることを意味する言葉です。

特に「悪びれない」「悪びれもせず」という形で使われることが多いため、「反省していない」「開き直っている」という意味だと誤解されやすくなっています。

  • 「悪びれる」は、気おくれして恥ずかしそうにしたり、おどおどした様子を見せたりすること。
  • 漢字では「悪怯れる」とも書き、古くは「わろびる」ともいった。
  • 「悪びれもせず」は、気後れした様子やおどおどした態度がないこと。
  • 「反省していない」「開き直っている」という意味ではない。

意味を正しく理解しておけば、「悪びれもせず」が本来表す意味と、文脈から受ける印象との違いを正しく読み取れるようになります。

◆この記事について
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