年が明けて松の内(門松を飾っておく期間。関東は1月7日ごろ、関西は1月15日ごろまで)を過ぎたころに送る寒中見舞いは、もともと寒さの厳しい時期に相手の健康を気づかうための挨拶状です。
近年では、「年賀状の代わり」や「喪中後のご挨拶」として使われることも多く、新年の華やかさが落ち着いた頃に届く一枚として親しまれています。
この記事では、寒中見舞いを出す時期・マナー・相手別の文例を、初めての方にもわかりやすく整理します。
「いつまでに出せばいいの?」「喪中明けはどう書けばいい?」といった疑問をまとめて解消しましょう。


寒中見舞いを出す時期と基本マナー

- 関東では松の内は1月7日まで、関西では15日までとされています。
- 年賀状を出しそびれた場合や喪中明けのご挨拶として送るのに最適。
- 年賀はがきは使わず、通常はがきまたは寒中見舞い専用デザインを選びましょう。
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寒中見舞いのメッセージマナー
- 句読点(、。)は使わず、改行や空白で区切るのが慣例。
- 「おめでとう」など祝い言葉は避ける。
- 季節の挨拶と近況、お礼・お見舞いの気持ちを中心に。
文例1:喪中明けの挨拶として
寒中お見舞い申し上げます
昨年はご厚情を賜り誠にありがとうございました
喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきましたが
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
令和八年 一月
文例2:年賀状を出しそびれた場合
寒中お見舞い申し上げます
新年のご挨拶が遅れまして申し訳ございません
本年もどうぞよろしくお願いいたします
皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます
令和八年 一月
文例3:病気や災害などへのお見舞いとして
寒中お見舞い申し上げます
寒さ厳しい折 いかがお過ごしでしょうか
ご療養中と伺い心よりお見舞い申し上げます
一日も早いご快復をお祈りしております
令和八年 一月

デザインと書き方のポイント
寒中見舞いの印象は、言葉だけでなくデザインやレイアウトのトーンによっても大きく変わります。
ここでは、受け取った相手に落ち着きとあたたかさを感じてもらうためのポイントを整理します。
- 落ち着いた配色(グレー・藍・淡紫など)で上品に
- 和柄・冬景色・雪のモチーフが定番
- 縦書きにするとよりフォーマルな印象に
- 宛名面は正式な敬称・住所表記を整える(丁目・番地の省略は避ける)
寒中見舞いの書き方とマナーのまとめ
寒中見舞いは、年賀状とは異なり「相手を気づかう心」を伝えるお便りです。
時期・言葉遣い・デザインのマナーを押さえることで、大人の丁寧な気配りが感じられる一枚になります。
- 出す時期:松の内明け~立春前(関東1月8日/関西1月16日~2月3日ごろ)
- 使うはがき:通常・私製・寒中見舞い専用を選ぶ
- 文面:句読点なし・落ち着いた言葉で感謝や近況を
新しい年の静けさの中で、あなたの一枚がやさしい余韻を届けてくれることでしょう。
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